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診療部|心臓血管外科:医療記事

「よくわかる循環器疾患ー閉塞性動脈硬化症ー」

閉塞性動脈硬化症

足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、閉塞することで、充分な血流が保てなくなると、下肢への血液の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じます。さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあり、より悪化すると潰瘍が発生し、下肢壊死が生じます。

このため、血流改善のためにバイパス術を施行します。これには、人工血管や自分の静脈などをバイパスの道にします。


日常生活についての注意点

1. 禁煙の厳守

たばこに含まれるニコチンは、毒性の強い物質が含まれ、また血管を収縮させる作用もあります。また、血中の中性脂肪を増加させ、高血圧を生じ、動脈硬化が悪化する原因となります。


2. 足の保温・保護・清潔について

寒冷刺激により足の血管はさらに収縮し、血液の循環は悪くなります。そのため、靴下、足袋、電気毛布を使用し保温に努めましょう(電気あんかや湯たんぽを使用するときは低温やけどを起こすことがありますので、足に直接あたらないよう、間接的な保温になるよう注意しましょう)。また傷や皮膚病をつくると治りが悪く、潰瘍になることがあります。爪を切る際は、深爪をしないようにし、四季を通じて素足でいることはさけ、靴下の着用などを行い、足の保護を心掛けましょう。靴も足先のきつくないものを選ぶようにしましょう。足はいつも清潔にしておき、水虫などの皮膚病にかからないように心掛けましょう。


3. 水分摂取について

水分が足りないと血液が濃くなる上に、流れが悪くなり血管をつまりやすくします。高齢の人は若い人に比べ、脱水状態になりやすく、夏場や運動の後は水分を多めにとることが大切です。1日800ml〜1000ml以上飲むように心掛けましょう。


4. 運動療法、歩行について

「歩く」ことにより、閉塞した血管以外の血流を増やし血行を改善させます(側副血行路の発達)。足の症状のでる一歩前で休みながら繰り返し歩くよう心掛けましょう。痛みなど症状がでるまで歩行しては、逆効果です。


5. 動脈触知について

血栓が末梢の動脈につまったり、血管が再閉塞を起こすと、血の流れが悪くなり脈の触れが弱くなります。また足の冷感、しびれが出現し、皮膚の色も悪くなることがあります。ですから、血流を確かめるため1日1回は、脈の触れを確認し、足の状態を観察しましょう。脈の触れない方は、皮膚の色や皮膚温、傷の有無などを観察し、異常が認められればすぐさまご連絡ください。




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