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診療部|心臓血管外科:医療記事

「よくわかる循環器疾患ー弁膜症についてー」

弁膜症について:弁膜症には狭窄症と閉鎖不全症があります。
狭窄症とは、弁が癒合して狭くなり弁が開く時に血液の流れが妨げられ、心筋障害が生じる疾患で、一方、閉鎖不全症とは、弁が閉鎖する時、不完全に閉鎖するため逆流を起こす(穴の開いたザルで水をすくうような状態)疾患です。



−大動脈弁疾患−

  1. 大動脈弁狭窄症:大動脈弁が充分開かないため左心室から大動脈へ送られる血流が障害され左心室への負担が大きくなります。そのため、送りだされる血液の量も少なくなり心筋も酸素不足となります。このような患者さまには、弁置換術を施行しますが、特に高齢の患者さまには、術後抗凝固剤の必要のない手術を行っております。

  2. 大動脈弁閉鎖不全症:大動脈が完全に閉じないため、大動脈へ拍出した血液が再び左心室へ逆流します。そのため左心室への負担が大きくなり心肥大が起こります。そして進行すると心不全につながります。このような患者さまにも、弁置換術を施行しますが、時に、ご自身の弁を用いた手術を施行いたしております。



−僧帽弁疾患−

  1. 僧帽弁閉鎖不全症:最近、増加の傾向にあり、僧帽弁が完全に閉じないため左心室から大動脈へ送られる血液の一部が左心房へ逆流するため、適切な量を大動脈へ送り出そうとする左心室に負担がかかり心肥大をきたします。このような疾患に、当科では弁形成術といって、ご自身の組織を使い閉鎖不全を改善する手術を施行しており、約90%の患者さまで行えております。

  2. 僧帽弁狭窄症:僧帽弁が充分に開かないため左心房から左心室へ送られる血流が障害されます。その結果、左心房の血液がたまり左心房に血のかたまり(血栓)が形成されやすくなります。また、肺にも水がたまり心不全につながります。

心臓イラスト


その他、肺動脈弁膜症、三尖弁膜症などがあり、二つ以上の弁が障害されている場合を連合弁膜症といいます。


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