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診療部|整形外科:医療記事

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)について

上腕骨外側上顆炎は聞きなれない病名ですが、肘の関節の周りに負担がかかり起こる疾患です。肘の外側の痛みが主な症状であり、スポーツ活動、肉体労働、さらに日常生活上も少なからずその痛みのために活動が制限されます。テニスにおける発症との関連からテニス肘と通称されることが多いのですが,実際にはスポーツが関係するのは5%以下で,スポーツとは特別関係のない一般人の40〜60歳に多い疾患です。

前腕を捻ったり手首を伸ばしたりする時(タオルなどをしぼったり、ポットでお茶を注ぐときなど)に、肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。多くの場合、安静時の痛みはありません。

原因は上腕骨外側上顆(肘の外側の骨の出っぱった部分)に付着している筋肉を使いすぎるためとされており、筋肉が骨に付着している箇所が使いすぎによって傷害され、その部位に負荷がかかって痛むと考えられています。

ひとたび発症しますと、手は毎日使いますので、なかなか安静をとることができず、症状が治りにくい傾向があります。

診断のために痛みのある前腕の腱に負荷をかけ、痛みの有無(疼痛誘発テスト)をチェックします。具体的には肘を伸ばした状態で手首を反らさせ、力比べをする様に反らした手首に抵抗を加えると肘の外側上顆部の痛みを訴えます。

レントゲン検査では異常のないことが多いのですが、時に骨のとげ(骨棘)や肘関節の周りに石灰化を認めることがあります。

治療は@安静A痛み止めのシップや塗り薬、飲み薬Bバンド装具C局所注射D手首から前腕のストレッチなどがありますが、すぐには効果が得られないことも多いのです。

多くは数ヶ月で自然治癒します。しかし、稀に1年以上続いて手術が必要になる事もあります。

スポーツをされる方は、正しいフォームを身に付け、手首の使いすぎには注意しましょう。怪我の予防のためにも、スポーツの前後には十分なストレッチをしましょう。




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