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診療部|産婦人科:医療記事

健やかな更年期にむけて

更年期といえば、世間では不定愁訴、老化現象の始まりなど、暗く憂鬱な印象でとらえられがちではないでしょうか?

1)更年期とは何か、いつからいつまで?
女性の一生は、幼年期、少女期、思春期、成熟期、更年期、老年期の6つに区分されます。日本人女性の平均閉経年齢が51〜52歳であり、閉経期周辺の45〜55歳までが更年期に相当します。

2)更年期症状及び原因について
代表的なものが閉経で、卵巣の働きが低下することにより生じます。これに伴い卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少し、次のような症状が出ます。


    • 顔がほてる
    • 汗をかきやすい
    • 腰や手足が冷える
    • 息切れ、動悸がする
    • 寝つきが悪い、眠りが浅い
    • 怒りやすく、イライラする
    • くよくよしたり、憂鬱になる
    • 頭痛、めまい、吐き気がよくある
    • 疲れやすい
    • 肩こり、腰痛、手足の痛みがある
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その他にも、骨粗鬆症・高脂血症・動脈硬化などが出現します。また子どもの就職、結婚などによる母親としての役割の終了、家族構成の変更(空きの巣症候群)、管理職で多忙な夫との会話時間の減少、また両親や友人の病気や他界など、この時期さまざまなストレス因子に包囲された環境下におかれることも原因のひとつと言えます。



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3)治療について
ほとんどの女性がこれらの更年期障害を、程度はともあれ自覚するわけで、中でも特に症状の程度が強く、日常生活に支障をきたし耐えられないものを更年期障害といい、治療を要することになります。現在のところ、漢方薬・ホルモン補充療法・対症療法・カウンセリングなどの心理療法などがあります。また、適度な運動、食事改善、体重の調節により生活リズムをつけたり、エアロビクス・座禅・趣味なども効果があります。ただし、注意として、他の器質的な疾患、生活習慣病及び癌などの好発年齢でもありますので、定期的な検診も併せて受けていただくことをお勧めします。


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4)最後に
「更年期は」実は1976年に定義されたばかりの言葉なのです。終戦直後までは「人生50年」といわれていたのが、日本は高度経済成長とともに世界一の寿命国となりました。つまり、これからは閉経後の30年間を、いかに充実した人生を歩んでいくか、重要なポイントとみなされる時代になります。更年期はその「更なる」「新たな」スタート地点とも言えるのです。 男性の方は自覚されていないかもしれませんが、更年期は男性にもあります。更年期は女性だけのものではない以上、健康や人生の折り返し地点に来たとき、ひとりで悩むのではなく、男性とも相談できる関係も今後大切になってくるのではないでしょうか。



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