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診療部|総合内科:医療記事

ノロウイルスにご注意下さい

医長 木南 佐織

猛威をふるうノロウイルス

ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が、今季に入り猛威をふるっています。西日本を中心に過去25年間で最大規模の流行がみられています。


〔症状〕
主な症状は嘔吐と下痢ですが、嘔吐または下痢のみの場合、嘔吐の後下痢がみられる場合とさまざまで、症状の程度にも個人差があります。37〜38℃の発熱がみられることもあります。嘔吐や下痢、発熱で脱水症状をおこすこともあるので注意が必要です。これらの症状は通常1〜3日で改善し、後遺症が残ることもありません。

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〔感染経路〕
人から人への感染
吐物や便の中に含まれるウイルスが手、あるいは手で触れたものを介して口に入り感染します。吐物が乾燥し空気感染する場合もあります。

汚染された水、食品からの感染
食品を介した感染は、ウイルスに汚染された二枚貝を生食あるいは加熱が不完全なままで食べることにより感染します。また感染している人が調理した際に食品が汚染され、その食品を摂取した場合に感染します。

〔治療〕
ウイルス性であり有効な治療薬はありません。嘔吐や下痢により脱水になりやすいのでスポーツドリンクを人肌に暖めてから飲むことが推奨されています。スポーツドリンクが無い場合は、0.9%の食塩水(100 mlに食塩0.9gを溶かしたもの、食塩ひとつまみが目安)を調製し、人肌に暖めて飲むことが推奨されています。


〔感染予防〕
手洗い、うがいを励行し、日常的に清潔を保つことが重要です。特に排便後や調理前は石けんと流水での30秒以上の手洗いが大切です。タオルの共用を避けることも必要です。

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また、便や吐物の処理をする時は素手で触らず、ビニール(ゴム)手袋を使用してください。汚物の消毒は市販の塩素系消毒剤(漂白剤)を希釈したものを(市販の塩素系の多くは約5〜6%ですので50〜100倍に薄めて)使用してください。汚物処理したものは廃棄するか、塩素消毒をしてください。絨毯や畳、衣服が汚れた時は、アイロンの蒸気でしっかり加熱消毒することも効果的です。 ウイルスは熱を加えると死滅するので、ウイルスに汚染されている可能性のある食品は、中心部までよく加熱してください。食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性はなくなるとされています。


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