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診療部|総合内科:医療記事

タバコと健康・・・あなたはどちらを選びますか?

医長 木南 佐織


タバコは健康に多大な悪影響を及ぼすことはよく知られています。

肺がんをはじめとして、喫煙することでがんによる死亡率が高くなります。タバコを吸わない人に比べ、男性では喉頭がんが33倍、肺がんは4.5倍にのぼります。女性でも喉頭がんで3.3倍、肺がんは2.3倍です。でも禁煙して10年経つと、タバコを1本も吸ったことがない人の1.4倍までリスクが減少します。

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また喫煙はがんばかりでなく、肺気腫や慢性気管支炎などの呼吸器疾患、高血圧、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞や脳出血などのリスクを高めます。

タバコの煙には、4000種類もの有害物質を含んでいます。しかもその中の200種類は発がん物質です。ニコチン、一酸化炭素、二酸化炭素、ベンツピレン、青酸ガス、鉛、ひ素、アンモニア、そして有名なダイオキシンなども入っています。

体にけっして良くないことは十分わかっているのに、なかなか禁煙に踏み切れない、何度も禁煙に失敗する人が多くいます。タバコをやめたくともやめられないのは意志の弱さではなく、ニコチン依存(身体的依存)と習慣(心理的依存)が影響しています。ニコチン依存とは、血液中に一定のニコチン濃度がないと心や体が通常の状態に保てないことをいい、薬物依存の一種といえます。でも適切な方法でニコチン依存を断てれば、禁煙は成功するはずです。

欧米では10年以上前から禁煙指導の主流であるニコチン代替療法が日本でも行われるようになってきました。この療法は、ニコチンが含まれたガムやパッチを利用することで、血液中のニコチンを常に一定の低濃度に保ち、ニコチンへの渇望を抑制しようというものです。ニコチンパッチは医師の処方が必要ですが、ニコチンガムは薬局などで買えるようになっています。

いずれにしても禁煙したいという本人の意思と周りの人の理解・協力が大きなカギになります。

是非禁煙に挑戦してください!


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