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診療部|麻酔科:医療記事

ASA(米国麻酔科学会)発表報告

明石医療センター麻酔科責任医長 坂本 元


この度、ASA(米国麻酔科学会)主催のAnesthesiology 2016 Annual Meeting in Chicagoに参加し、発表させて頂きましたのでご報告させて頂きます。
開催地:イリノイ州シカゴ
開催期間:2016年10月22(土)〜26日(水)

私がASAで発表しようと決意した理由は、当時明石医療センター麻酔科部長の内藤嘉之先生(現在社会医療法人愛仁会理事長)の計らいで、2009年の秋にニューオーリンズで開催されたASAに参加させて頂いたことにあります。国際学会の巨大さ、世界各国から訪れているとてつもない数の麻酔科医を見て驚愕したのと同時に「世界は広い」と思いました。そして、その場所に自分がいる楽しさと嬉しさの感情が急速に芽生えたのを覚えています。そのとき、知り合いの日本人の若手麻酔科医が、大勢の外国人を前に発表している姿を見て非常に格好良く思えて、「自分も近い将来、人生に1度くらいは英語で発表したい」と率直に感じました。



シカゴは人口約280万人と、米国でニューヨーク・ロサンゼルスに次いで3番目に人口の多い都市です。摩天楼発祥の地としてもよく知られ、様々なデザインの高層ビルが建ち並ぶ美しい街で、米国中部の行政・経済・文化・交通の中心地です。
シカゴの緯度は日本の函館市とほぼ同じで、この時期の朝晩はかなり冷え込みました。しかし、学会期間中はほぼ快晴で、日中は大変過ごし易い気候となりました。学会期間中にメジャーリーグのシカゴカブスがリーグ優勝した影響もあり、街全体が活気に満ち溢れていました。

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発表場所付近は溢れんばかりの人

今回の学会場は、シカゴ中心部からバスで約15分のところにあるMcCormick Placeという全米有数の巨大コンベンションセンターでした。会場は巨大で、外周を歩くと1時間ほどかかるそうです。
世界各国から大多数の麻酔科医が集結しました。ASAは世界最大規模の麻酔科学会ですので、内容も非常に盛り沢山です。通常の麻酔セッション以外に、日帰り麻酔や病院運営などに関するセッションも数多くありました。また、機器展示会場もとてつもない広さで、そこには日本では未発売の機材も数多く見ることができました。




私の発表は、10/22(土)の午後に行いました。デジタルポスター形式で、「Postoperative huge cerebral infarction after removal of left ventricle thrombus under on-pump in a female patient with Takotsubo cardiomyopathy」の内容で発表しました。発表当日の早朝より宿泊していたホテルの部屋で、アイオワ大学麻酔科の花田諭史先生にプレゼンテーションの練習をして頂けたおかげで、本番ではつたない英語力ではありましたが何とか無事に発表・質問ともに乗り切ることが出来ました。
花田先生は、私が2012年の秋に留学で愛仁会麻酔科(明石医療センター、千船病院、高槻病院)と提携しているアイオワ大学麻酔科に行かせて頂いた際に、アイオワで大変お世話になった先生の1人です。学会場では留学の際にもう1人のお世話になった、アイオワ大学麻酔科の植田健一先生ともお会いすることができました。その他、留学の際に友人になった同年代のインディアナ大学麻酔科の片岡誠先生やアイオワ大学麻酔科に留学中の高槻病院麻酔科の河合建先生とも再会できました。


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学会場にて:向かって左から片岡Dr・植田Dr・坂本・花田Dr
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発表後に花田Drとエントランスにて記念写真

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いよいよ発表!<写真by花田Dr>




滞在中の面白かったイベントとして、コヴィディエン・ジャパン社主催のナイトクルージングシンポジウムがありました。ミシガン湖を豪華客船“The Odyssey Ship”で遊覧しながらの勉強会・食事会であり、楽しく参加させて頂きました。多くの日本人麻酔科医が参加し、外国人講師2名をお招きしてのセミナーでした。内容は以下の通りです。
@ BIS Guided Anesthetic Management(Dr. Daniel Sessler, Cleveland Clinic)
A Autoregulation to Improve Outcomes(Dr. Charles Hugh Brown, The Johns Hopkins Hospital)


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豪華客船The Odyssey Ship

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デッキにて百万ドルの夜景を背に:向かって一番右が河合Dr

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船内での勉強会


また学会以外にも、提携している順天堂大学麻酔科の先生方との食事会など、密度の濃い滞在にすることができ、日本では経験できない貴重な時間を過ごすことができました。


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シカゴの名所と夜景

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