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診療科・各部署のご紹介

診療部|循環器内科

循環器内科ってどんなところ?

-循環器内科,心臓血管・不整脈センター開設について-


1.心臓血管・不整脈センター開設について

  循環器内科は心臓血管外科、放射線科、検査科、臨床工学科、看護部、事務部との協同のもとに心臓血管疾患への質の高い診療を提供してきました。平成27年8月から心臓血管、不整脈の高度な診断治療に対応している点で心臓血管・不整脈センターを開設しました。センター長は河田正仁、副センター長は足立和正です。

原則として、外来は循環器専門医が毎日対応しています。特に不整脈疾患においては、不整脈専門医を含む不整脈担当医が基本的に毎日外来に出ています。救急患者は救急センターから心臓血管・不整脈センターへの緊急入院、循環器3次救急に相当する検査、治療を行います。入院診療においては重症度に応じてICU(集中治療室8床)、HCU(重症治療室8床)、循環器内科病棟70床にて高度の診断治療を行っています。救急、紹介受け入れは24時間365日をめざし明石、西神戸、東加古川のみならず、高砂、淡路など周辺地域に及んでいます。

心臓カテーテル検査入院は2泊3日、経皮的冠動脈形成術(PCI)、末梢血管の血管内治療(EVT)は3泊4日で行っています。不整脈治療において、発作性上室性頻拍や心房粗動、心室性期外収縮のカテーテルアブレーションは3泊4日、心房細動のカテーテルアブレーションやペースメーカー植え込みは約1週間の入院で行っています。


2.検査について

循環器関連の検査では心電図、トレッドミル、ABI、心エコー図(経食道、3Dを含む)、ホルター心電図、携帯型心電計、 24時間血圧測定(ABPM)、128列冠動脈CT、心筋シンチ等循環器領域の検査はほぼすべて外来で行えます。地域医療連絡室を通じての他院からのオープン検査も可能です。カテーテルによる冠動脈造影は原則入院で、年間約1800件行っています。

年間のペースメーカー植え込み数は250件以上に達しており、遠隔モニタリングシステムも併用してペースメーカー専用外来を週1回、月曜日の午後に行っています。モニタリングシステムを併用することにより、ペースメーカーチェックの間隔を6-12か月ごとに延長して行っています。近隣の一部の開業医の先生方にもペースメーカーチェックをしていただき、病診連携をしています。

意識消失発作や失神を起こしたかたに対しては、植込み型心電計を用いてその原因精査を行っています。これにより心臓由来の失神か、脳神経系由来の失神かが判明することがほとんどです。心臓由来の失神の場合は、カテーテルアブレーションやペースメーカー、薬物療法で対応します。この植込み型心電計は原因不明の脳梗塞の精査にも保険適用されており、失神、意識消失や脳梗塞のかたについては、近隣の脳神経外科専門病院と密接に協力しながら対応しています。


3.治療について

治療では前述のPCI、EVT、不整脈のアブレーション、ペースメーカーのみならず、植え込み型除細動器の植え込み、心不全に対する心臓再同期治療(両心室ペーシング)や閉塞性肥大型心筋症の経皮的心筋焼灼術(PTSMA)、経皮的腎動脈形成術(PTRA)、頸動脈ステント留置術(CAS)、経皮経静脈的僧帽弁交連裂開術(PTMC)、バルーン大動脈弁形成術(BAV)など冠動脈疾患以外のカテーテルを用いた非薬物治療にも積極的に取り組んでいます。

最近は心不全症例が増加しており、急性期には心不全に対する集中薬物療法を行い、原因検索後上記の高度治療へと進めています。 当科の治療の特徴としてはPCI、EVTは日本心臓血管インターベンション治療学会専門医、認定医が参加し行い、PCIに関しては画像診断装置として光干渉断層法(OCT)を多用し、OCT-guided PCIの症例数では全国でも有数の症例数を行っています。冠動脈の石灰化を削るロータブレータも12年前から使用可能施設となり合併症なく施行しています。2014年よりエキシマレーザー冠動脈形成術が可能となり急性冠症候群に施行しています。 最近はPCIの症例数が増加し2016年には年間635例に達しました。通常のPCI成功率は98%、慢性完全閉塞の成功率は約90%です。

不整脈のカテーテルアブレーション(年間353例)に関しては不整脈専門医の指導の下に行います。最近は心房細動に対するアブレーション症例数が増加し、年間214例に達しています。年齢においては、基本的に80歳程度までに行う治療ですが、症例によってはそれ以上の年齢のかたにも施行することがあります。心臓CTとCARTOシステム、NAVXシステムを組み合わせた3Dマッピングシステムのもと治療を行います。

発作性心房細動症例に関しては、積極的にクライオバルーンを用いた冷凍アブレーションを行っています。冷凍アブレーションは発作性上室性頻拍(AVNRT)にも使用しています。心臓血管外科や心臓血管低侵襲治療センターと協力して、麻酔科の経食道心エコーによるリアルタイムモニタリング下でのエキシマレーザーシースによる感染ペースメーカーリードの抜去も積極的に行っています。

明石市はもちろん、神戸市や淡路島、それ以外の患者さんも積極的に受け入れています。症例数では不整脈アブレーションとEVTは全国約40位の症例数を行っておりPCIも年間約500例と近畿地方で10位以内に入る症例数を施行しています。成功率もPCIでは99%, EVTは98%、不整脈アブレーションは90%以上となっています。


4.心臓リハビリテーション

当院は心臓リハビリテーション認定施設であり、安定すれば急性期から回復期・外来にかけて、生活習慣指導、運動療法、栄養指導、薬剤指導を含む包括的心臓リハビリテーションを行っています。毎週交代で理学療法士、薬剤師、栄養士、看護師による心臓リハビリテーション講義を行っています。


5.心臓血管外科との協力

心臓血管外科との協力は良好で、週1回循環器内科、心臓血管外科合同カンファレンスを開き、紹介症例の検討と心臓血管外科手術症例のレビューを行っています。大動脈弁狭窄例に関して2週に1度カンファレンスを行い、BAVや経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)か外科的弁置換術(SAVR)の適応を検討しています。また、お互いに紹介症例があれば、速やかに外来、入院にかかわらず部長に紹介しており、遅滞なく手術やインターベンション、アブレーション治療を施行します。


6.学会発表

日本循環器学会、日本不整脈学会、日本心臓病学会、日本心血管インターベンション治療学会、カテーテルアブレーション関連秋季大会、心臓植込みデバイス関連冬季大会といった日本の学会はもちろん、欧州心臓病学会や米国不整脈学会といった、海外における学会発表なども多岐に行っており、論文もCVIT学会雑誌、心臓病学会雑誌などに投稿、受理されています。研修医教育も積極的に行い、豊富な症例数により、他院での研修より2年程度早く手技に習熟できることが特徴です。3年程度で心血管インターベンション治療学会認定医が取得できます。5年程度で循環器専門医が取得可能です。


心臓血管病、不整脈等に関する患者さまがおられましたら、遠慮なく受診、紹介をお願いします。

(実績等は、2017年6月12日現在のものです。)



施設認定

日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
日本心血管インターベーション治療学会認定研修施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
クライオアブレーション認定施設
ロータブレーター治療認定施設
植え込み型除細動器(ICD)認定施設
両室ペーシング(CRT、CRT-D)認定施設
エキシマレーザーによるペースメーカーリード抜去認定施設
心大血管疾患リハビリテーション施設基準(T)
経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA)認定施設
経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設



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