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診療部|循環器内科:医療記事

CTで冠動脈の造影検査ができるようになりました

医長 松浦 啓

心臓を栄養している冠動脈に狭いところができて胸痛などの症状がでる狭心症という病気の診断には冠動脈造影検査が有用です。これまで冠動脈を造影するにはカテーテルという器具を直接動脈の中にいれる必要がありました。侵襲的な検査のため原則として入院で行う必要がありました。しかし今年の1月に新病院になってから64列のCT撮影装置が導入され、造影CT検査というかたちで冠動脈造影を行うことが可能となりました。外来で行うことができ検査自体は15分ぐらいで終わります。


狭心症の初期診断の他に、狭心症に対するステント治療後の経過観察、冠動脈バイパス治療後の経過観察など従来ではカテーテルによる冠動脈造影が必要であった症例にもCTで造影検査をすることが可能となっています。CTでの冠動脈造影検査で冠動脈病変の場所や狭窄度など詳しい情報が得られるため、次に行う心臓カテーテル検査の時にそのまま狭いところを拡げる治療を行うことができます。カテーテル検査を受ける回数が減り、入院日数も短くなります。CT検査の導入により、当センターでは旧病院の時と比べてカテーテル検査だけの数は減り、逆にカテーテル治療の数は増えました。

                    グラフトイラスト


                    ステントイラスト

                    狭窄病変イラスト


CT検査には弱点もあります。常に拍動している心臓を静止画として撮影するために心電図に同期させるという方法をとっているため、極端に心拍数が速い、もしくは不整脈がでている場合には良い画像がつくれません。また撮影時にしっかり息止めできないと画像自体がつくれません。冠動脈の石灰化(カルシウムの沈着)が強い場合にも狭窄度の診断ができないことがあります。他の検査(運動負荷検査、心臓核医学検査など)の方が診断に有用なこともありますので循環器内科で相談の上検査をうけられるのが望ましいです。




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