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診療部|外科:医療記事

乳腺外科〜しこりにならないうちに〜

外科(乳腺)部長 荻野 充利


乳がんには検査で“腫瘤として見えるもの”と“腫瘤には見えないもの”があります。腫瘤として見えるもののほとんどは実際しこりとして触れますが、腫瘤に見えないもののなかにはしこりの触れないものもあり、本当に病変があるのかさえわからないことも少なくありません。

また乳がんは乳管内にとどまる超早期の非浸潤がんと、乳管を破り進行した浸潤がんに分けることができます。このうち非浸潤がんは理論的には転移することはないため、予後は非常に良く、わずらわしい術後の抗がん剤などの補助療法も不要です。

当院での平成20年以降の乳がん症例をみると、図のようにその約40%が腫瘤として見えないものでした。うち半分が非浸潤がんで、浸潤がごくわずかなものを含めると早期のがんが3分の2を占めており、腫瘤として見えたがんが比較的進行しているのとは対照的でした。そういった早期で見つけにくい乳がんの診断にも力を入れることで、全国的には10%前後といわれる非浸潤がんの占める割合が、当院では20%を超えて高率になっています。

イラスト

“しこりにならないうちに。”

乳がん検診の究極の目的は、そういったがんを早いうちに見つけることで、乳がんによる死亡を限りなく0に近づけることにあるのです。



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